2008年10月15日水曜日

篠山の町を巡る

丹波栗、黒枝豆そして歴史の町篠山を訪ねた。観光案内のボランティアの方にお願いして町を巡った。
黒枝豆の解禁に合わせて多くの人が訪れている。

篠山城は関が原の合戦に勝利した徳川家康が慶長14年豊臣氏の居城である大阪城の包囲と、豊臣家ゆかりの西日本の諸大名を押さえる拠点とするために篠山盆地に築いた城である。260年間徳川普代の有力大名に引き継がれたが、明治を向かえ廃城になったとのことである。しかし城下にはまだ当時を偲ばせる建物などが多く残されている。

当時そのままに残された石垣
再建された大書院

美しい外堀。絵を描く人も居た。
武家屋敷は今も住居として使われている。
青山歴史村。ここには藩士教育のために使用する漢学書を作成するための版木が数多く残されている。版木が残っていることは大変珍しいことらしい。教育熱心な藩であったことがわかる。
春日神社には22面の大きな絵馬が残されている。この「黒神馬」は名作といわれている。これらの古い由緒ありそうな絵馬たち、吹きざらしの建屋で盗難にあうことも無く現在に至っている。
春日神社の境内にある能舞台の下におかれた高さ1mぐらいの大きなかめ。舞台の音響効果を高めるために置かれているらしい。このようなのを見れるのもボランティアの方と巡ったおかげである。真っ暗な舞台の下にカメラを差し出して撮ったため上手く撮れていないが。

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