苑路を進むと池は全く姿を消したり、眼前に洋々と広がったり、知らぬ間に高みにあったり、水辺にあったりしてその変化に驚かされる。また切石と自然石を巧みに利用し、それにより真、行、草にもたとえられる延段や、あるいは飛び石の変化を楽しむことができ、入江、州浜、築山、山里等もあり、それぞれが洗練された美意識で貫かれ、晴雨にかかわらず四季折々に映し出される自然の美には感嘆尽きることを知らない、
と表現されている。
園林堂に到着。掲げられている扁額は後水尾上皇の宸筆である。
雪見灯篭
遠くから見る園林堂、少し変わった形をしている。
笑意軒。下地窓という6個の円形窓が独特である。
建物から外の農地を見ることができるようになっている。
雪見灯篭、その遠くに笑意軒が見える。
左が新御殿、右に中書院
古書院
古書院の月見台。苑内の主要な景観が一望できるようになっている。
月破楼
池越しに笑琴亭が見える。
中門を出て見学は終了。
また機会があれば別の時期にも訪れたいものである。
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