桂離宮については名前はよく聞くが詳しいことはあまり知らない。パンフレットによると(抜粋)、
桂離宮は約400年前、後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により宮家の別荘として創建されたものである。明治14年宮家が絶えたことにより明治16年宮内省所管となり桂離宮と称されることになった。創建以来火災に遭うこともなくほとんど完全に当時の姿を今日に伝えている。
総面積は付属地も含め6万9千㎡余りである。中央には複雑に入り組む汀線を持つ池があり、大小五つの中島に土橋、板橋、石橋を渡し、書院や茶室に寄せて船着きを構え、灯篭や手水鉢を要所に配した回遊式庭園と数寄屋風の純日本式建築物とで構成されている。
御幸門。訪問者はここを通って中へ入る。
外腰掛。訪問者の待合所である。雪隠(便所)も用意されている。見学者が多くて全体の姿が撮れない。
左手に州浜、その奥に天の橋立、さらにその奥が松琴亭と言われる桂離宮で最も格の高い茅葺入母屋作りの茶室。
州浜の先端にある灯篭、灯台に見立てて海を演出している。
逆光がきつい。
少しではあるがモミジも紅葉している。
松琴亭
松琴亭からの眺め
書院や月破楼などの建物も見えている。