京都市美術館の近くに「無鄰菴(むりんあん)」と呼ばれているところがある。ここは明治・大正の元老山県有朋が京都に造営した別荘である。
その大半を占める庭園は緩やかな傾斜地に、東山を借景とし、疎水の水を取り入れた回遊式庭園になっている。建物は母屋、茶室、洋館などがある。
母屋
三段の滝
茶室
茶室内部
しばしば要人との会見に用いられた洋館。この部屋で日露戦争開戦前の1903年(明治36年)4月21日にはいわゆる「無鄰菴会議」が行われた。
その時の顔ぶれは、元老山縣有朋、政友会総裁伊藤博文、総理大臣桂太郎、外務大臣小村寿太郎である。(Wikipediaから)
壁には江戸時代初期の狩野派による金碧花鳥図障壁画が飾られている。
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