2010年11月9日火曜日

北陸旅行 - 一乗谷朝倉氏遺跡

秋をもとめて北陸地方に出かけた。今回は一般的な有名観光地以外にどのような場所があるか、それを探す旅でもあった。北陸地方には今まであまり知らなかった名所旧跡が数多くあることが改めてわかった。一乗谷朝倉氏遺跡もそのうちの一つに上げたい。
朝倉氏は応仁の乱(1467年)のころ、この地方に栄えた豪族である。越後の地を平定し、一乗谷に本拠を構え、百年以上栄えたが1573年織田信長に敗れ、広大な城下町も焼き討ちにあい消滅した。その後この地は開発などの手が入ることもなく、歴史に埋もれてしまっていた。まさに日本のポンペイ遺跡と言えるかもしれない。遺跡調査が始まったのが昭和42年で、当時の遺品が大量に見つかっている。また、当時の城下町を遺跡の上に復元した町並を見ることができ、タイムスリップしたような感覚を味わうことが出来る。

一乗谷一帯が歴史公園といった感じがある。 唐門 住居を建てるための敷き石と井戸がそのまま残っている。 庭園跡 復元された町並。当時の武士の姿も。 通常はこんな姿で生活していたのだろう。

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