JR塩屋駅からそう遠くないところに通称ジェームス山と呼ばれる地域がある。どのような所か気になるのでウォーキングを兼ねて訪ねてみた。ここは1930年
イギリス人貿易商、アーネスト・ウイリアムス・ジェームスが、当地に自邸を含めてイギリス人のための住宅地を開発したのが始まりとのことである。今も多くの外人さんが住んでおり横文字の注意書きが目立つ。大阪湾と明石海峡を望む高台にあり眺望が素晴らしい。テニスコートなどもあり親子がテニスを楽しんでいる。異人館の多い北野町とはまた趣の違う場所である。
旧ジェームス邸の眺め
当時このあたりには規模は小さいが動物園があったという。その名残かライオンの石像がおかれていた。
調べてみると、ジェームスの没後、旧邸とイギリス人住宅地を井植歳男(三洋電機創業者)が所有したことにより、近郊住宅地としてのジェームス山が誕生した、とのことである。
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